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女神がささやく夜ってなに?女神がささやく夜
『ナイト・ウィスパー』はセクシーさが売りものの深夜ラジオ番組。
DJのレディ・ラブは謎めいた女性としてリスナーを虜にしている。
その女性こそ、魅惑の声で夜ごとささやきかけるケルシーだった。
ケルシーには十代のころからあこがれるミッチがいた。
彼女はミッチの気を引こうといろいろないたずらを繰り返したが、全然相手にされず、ただ頭痛の種と思われただけだった。
ところが七年ぶりに再会し、見違えるほど女らしくなったケルシーに、彼は一瞬、目に熱いものを光らせた。
なのに急に昔を思い出したのか、うんざりした表情になる。
やはりわたしは彼の頭痛の種? ケルシーはミッチを誘惑しようとやっきになった。
今度は大人の魅力を大いに見せつけるいたずらで……。
レイアンドラは、密着取材に定評のあるテレビ番組のアシスタント・プロデューサーだ。
次回のテーマは“若き獣医の日常を綴ったドキュメンタリー”それにふさわしい人物といえば……彼以外には考えられない。
レイアンドラは、幼なじみのエヴァンに頼みこんだ。
彼女のもくろみどおり、セクシーな獣医は女性視聴者のハートをしっかりとつかみ、視聴率は急上昇。
ところが全米から押しかける女性ファンの影響で、彼の私生活は完全に奪われてしまう。
怒りにかられたエヴァンは、ファンの目の前でレイアンドラの唇を奪うと、突然宣言した。
「僕は彼女と結婚する」連続殺人鬼がロンドンを震撼させていた19世紀末の英国。
森のコテージで大切に育てられた孤児アリーは美しい女性に成長していた。
後見人であるスターリング卿の城へ向かう途中、アリーは黒い覆面をした盗賊に襲われる。
だが彼女の名前を聞いた盗賊は、なぜかアリーをそのまま解放した――彼女の心だけを奪って。
城に着いたアリーは、自分に婚約者がいたことを知らされる。
驚愕の事実に戸惑う一方で、心ならずも盗賊に惹かれ、葛藤するアリー。
世間の喧噪から守られた穏やかな日々は終わり、激しく揺れ動く運命の扉が開かれた。
心に傷を負って都会を離れた獣医マーキーは、愛犬ケイトーと南国の島で平穏に暮らしている。
だがある夜、一人の住民が奇妙な死をとげて楽園は急変した。
検死官デクランは未知の伝染病ではないかと考え、マーキーの診療所には不可解な症状の犬たちが担ぎ込まれる。
デクランとともに調査に乗りだしたマーキーは、再び傷つくのを恐れながらも、しだいに心優しい彼に惹かれていった。
やがて、島の忌むべき歴史と謎の病のつながりに辿り着いたとき、残酷にも新たな犠牲者が出てしまう。
恐怖と悲しみの中、信じられるのはこの愛だけ……。
カナダの山麓で夫と二人、ひっそりと暮らすロバータ。
その平穏な日々は、見知らぬ来訪者によって終わりを告げた。
ハーリーと名乗る彼は、幼い日のロバータが母のように慕った女性、レノーラの夫だという。
丘の上の小さな家で蝶の研究を手ほどきし、悲惨な少女時代に希望の光を投げかけてくれたレノーラ。
彼女が今、無実の罪に問われている。
潔白を証明できるのは私しかいない……。
ハーリーに説得され、ロバータは単身、レノーラの待つワシントン州の刑務所へと車を走らせた。
長年胸の奥に封印してきた、悲しい記憶をたどりながら。
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