さまよえるシンデレラ
エマは生まれてすぐに捨てられ、里親の家を転々としてきた。
ある日、彼女が働く店にフリンという名の男性が現れて、彼女は実は大富豪フォーチュン家の相続人だと告げられる。
なかば強引に事実を受け入れさせられ、違和感を覚えつつもエマは富豪一族の一員となった。
親戚の集うパーティが開かれることになり、広い屋敷で道に迷い、情けなさに落ち込んでいると、聞き覚えのある低い声がした。
「君をさがしていたんだ」目の前に、官能的な笑みを浮かべたフリンが立っていた。
カライナはつらい思いをしたため家にひきこもっていたが、ある日社交生活を再開しようと決めた。
そんな折、テキサスの名家の御曹子ジュードと知り合う。
彼のような世慣れたプレイボーイなら、今の私にぴったりだ。
気軽なデートだけして、心が癒えるのを待てばいい。
そう感じたカライナは彼の誘いに応じ、二人で出かけるようになる。
だが一つ誤算があった。
ジュードとともに過ごすうち、カライナは彼に恋をしてしまったのだ。
バイオレットは弁護士事務所で秘書として働いている。
ボスのブレイクに密かに恋をしていたが、ある日、ささいな発言で彼を怒らせてしまう。
ブレイクは私生活に口出しされる覚えはないと息巻いたうえ、彼女が太り気味だということを暗に指摘した。
バイオレットはボスの態度に傷つき、つらい気持ちや彼への想いを同僚にもらした。
その会話をブレイク本人に聞かれていたことが発覚する。
あまりの恥ずかしさに耐えきれず、意を決した彼女は辞表を手にボスのオフィスへ向かった。
名門マッコイ家の長男が亡くなり、サラはその隠し子クーパーに会いに行く。
サラが要職につく、マッコイ・エンタープライズの重役として迎え入れたいと要請するためだ。
今や自ら地位も得た彼は、驚いたことにあっさりとサラの申し出を受け入れた――復讐のためにマッコイ家に乗り込むつもりだ、と言い放って。
言葉を失うサラに、クーパーは唇の端でほほ笑んで言った。
「まず手始めに、君を誘惑してみてもいい」アシュリーは心底疲れきっていた。
祖母の遺したコテージで、しばらく休養することにしたものの、妹たちが勧めるように恋を見つけるつもりはない。
仕事が生きがいだったから、恋なんてしたことがないもの……。
ある日不注意からジョッシュと名乗る男性の車と軽い接触事故を起こす。
アシュリーは自分のペースで生きる彼に深い安らぎを覚え始める。
だがひょんなことからジョッシュの正体を知ると、アシュリーはふたたび絶望のどん底に突き落とされた。
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