3×3EYES(2)を考える

3×3EYES(2)

香港から無事日本へ帰ってきた八雲とパイ。
八雲は久しぶりに元の生活をとり戻し、学校の仲間たちにも再会した。
しかし、不死身の身体になった八雲を目の当たりにした仲間たちは、八雲を敬遠した。
「もう一度、人間になりたい――。
」日本を出る決意を固めた八雲だったが、不老不死の秘密を狙って襲ってきた妖怪に、仲間の夏子が身体を乗っ取られてしまう。
妖怪たちが「鬼眼王」なる闇の王を復活させようとしていることを知ったパイは、鬼眼王の「无(ウー)」ベナレスのもとに単身乗り込み、戻ってこなかった。
パイを探し出し、二人で人間に戻る日を夢見て、八雲は旅に出た。
そして4年の月日が流れた――。
パイは記憶を失い、能力を封印されて、日本で引き取られ高校へ通っていた。
八雲はついにパイを見つけたが…!?ついに再会した八雲とパイだったが、パイは記憶を失っていた。
八雲に自分が人間ではなく、妖怪であることを聞かされ、混乱するパイ。
しかし、不老不死を求める妖魔たちが次々と彼女を襲うに至って彼の言葉を信じざるをえなくなる。
そしてパイは、八雲と共に記憶を取り戻す旅に出る。
その先に彼女と八雲の予想をはるかに超える衝撃の真実が待っているとも知らず…。
八雲とパイは三只眼の故郷を探すため、その鍵となる香炉を求めて中国へ向かう。
同じく香炉を探す古美術窃盗のマクドナルドと共に、香炉を手に入れた八雲とパイだったが、天帝の下界の都「昆侖」の場所がわからず、手がかりを探していた。
聖地を守る者たちに捕えられた八雲らだったが、パイが三只眼とわかり、僧院長は死の間際、パイに聖地に関する情報を伝える。
鬼眼王やベナレスの脅威もなくなり、パイとの新しい生活を夢見て調理師学校へ通う八雲。
再び八雲の元へ現れたパイは、封印が解かれ、東京湾の上に出来てしまった穴をふさぐためにやってきたと言う。
穴をあけた「聖地への鍵」を探す手伝いを頼まれた八雲だったが、その矢先、再びパイは八雲の元から姿を消してしまう。
今度会う時は人間になってから、と書置きを残して…。
続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60009684