加治隆介の議(16)
苦しい選挙を戦い抜き、当選を果たした加治隆介。
加治の所属する自由と責任党は大幅に議席を伸ばし、連立政権第一党となった。
青杉総理をおろし、自由と責任党から総理をたてようとした渦上だったが、そこには海藤の仕掛けた罠が… 一方、加治隆介は、防衛庁長官として入閣した。
沖縄米軍基地の土地使用期限問題をめぐり、防衛庁長官の加治隆介は、防衛政務次官の来栖は真っ向から対立してしまう。
防衛庁長官として、ワシントンを訪れた加治隆介は、リンダと再会する。
早朝のワシントンを散歩していた二人は、男の死体を発見してしまい、それがとんでもないスキャンダルに…!?プルトニウムを積んだ日本の運搬船がテロリストに乗っ取られた! 船は北朝鮮を目指す。
プルトニウムの奪回と人質の命、日本政府は二者択一を迫られる。
救援に向かった米軍ヘリが撃墜されるにいたり、アメリカ政府、国連は撃沈もやむなし、との意を表明する。
緊迫する状況の中、防衛庁長官としての加治隆介の判断と指針が問われる!!渦上が新党を立ち上げた時の費用の出どころについて、青杉の元へ情報が入る。
青杉率いる日本平和党は突然連立政権から離脱し、「自由と責任党」が証券スキャンダルで揺れる。
これを好機と、新党構想、政党内クーデター、大臣への野望と永田町水面下であわただしく画策と謀略が渦巻きだす!!決戦投票で選ばれた平原総理の下、再び、外務大臣に就任した加治隆介。
ロシア、中国、アメリカと本音で渡り合う。
歯に衣を着せぬ加治に各国の対応は…? そして、総理の激務で体を壊した平原は、ついに辞任を決意!? ついに、加治隆介に総理就任の打診がなされる。
加治隆介の選択は!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60006588